平野郷HOPEゾーン協議会
町家情報バンクスタート!
1.目的
平野のまちづくりをハード・ソフトの両面へと展開するために、平野郷HOPE計画のまちづくりにそって進められている「祭りちょうちんが似合うまちなみ」づくりに、平野の都市・居住機能を高める要素を加えた、住民参加による町家再生と集合住宅建設の2つのプロジェクトに取り組むものです。このプロジェクトは、現在を生きる私たちが、平野の過去の懐かしさを原動力として未来を創造する、新たなステップのまちづくりをめざすものです。
2.町家情報バンクのあらまし
(1)町家再生
平野の町家(既存・空家・空地新築)を再生して、そこを住まいや仕事場・工房・お店として活用することで、住・職・祭・まちなみなどが混ざり合う、本来の平野らしいまちの構造をとりもどし、平野のまちの個性にしていこうというものです。
まちと無関係に町家を表現活動の場として利用するだけのやり方ではなく、外から参入する人たちもここに定着し、平野の住民としての意識をもって、暮らしと定着することをめざします。たとえば、アートの分野であれば、「クラフト・アート」を創作する職人の仕事場とするような方法です。町家そのものが「クラフト・アート」でもあることから、生活に根ざした美を生み出す考え方にたって貸し手と使い手の引き合わせを行います。
(2)集合町家づくり(コーポラティブハウス)
平野郷から転出していった世代をよびもどし、新しく平野に定住することを願う人を受け入れ、いろんな世代が安心して住み、人のつながりのある現代版の集合町家を入居者参加型でつくるプロジェクトです。
建てる前から集まってどんな集合住宅や戸建て住宅地にするか相談する方法により、ライフスタイル、バリアフリーやシックハウス対策といった個々の希望に応じて建築家が設計し、また祭りちょうちんが似合う平野らしい外観デザインに工夫したり、よりよい共用施設や管理方法を選択できるなどの特徴があります。
連絡先:町家情報バンク事務局(NPO法人コープ住宅推進協議会関西内)
Tel. 06-6624-8529 / Fax. 06-6624-8546
Mail. [email protected]
|